林政審議会、森林・林業白書案を答申

林野庁は19日、林政審議会を開催し、「森林･林業白書（令和3年度森林･林業の動向案及び令和4年度森林及び林業施策）案」を答申した。5月末に閣議決定の予定。冒頭に配置した、特徴的な動きを取り上げる「トピックス」では、①2050年カーボンニュートラルを視野に「グリーン成長」の実現を目指す森林･林業基本計画②公共建築物等木材利用促進法の改正を契機とした木材利用の促進～「ウッド･チェンジ」に向けて～③「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が世界自然遺産に登録④2021年7月、8月に発生した大雨による山地災害等への対応―の4つを記載。続く特集は、「2021年の木材不足･価格高騰（『ウッドショック』）への対応」を大きく取り上げ、「グリーン成長のカギを握る木材需要拡大と木材産業の競争力強化」の2本立てとして再編成。