農研機構、水稲での雑草生育を抑制する「開張型」のイネを開発

農研機構はこのほど、野生イネの遺伝子を活用して、米の品質や収量は保持しつつ、雑草の生育を抑制する「開張型」のイネを開発したことを発表した。開張型イネは、従来の品種に比べて効率的に太陽光を遮ることで水稲周辺の雑草の生育を元品種の半分以下に抑制できるという。この開張型イネは、従来型のイネに比べて地表面を被覆することから、地面への入射光が減り、雑草の生育を抑制する可能性が示された。またコシヒカリと同等の収量性を示すだけでなく、精白米の白度、タンパク質やアミロース含量、炊飯米の食味に関する値はコシヒカリと同等だった。

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