なかひら農場、地元寒天メーカーとりんごの凍霜害対策
- 2022/4/11
- 技術
- 農機新聞 2022年(令和4年)4月12日付け
昨年4月、長野県では低温・凍霜害により果樹を中心に大きな被害を受け収量減となった。果樹では、4月上旬に長時間の低温に複数回さらされたことが被害の拡大要因となっている。特に近年では、3月の気温が高く開花時期も前進傾向にある。果樹のつぼみは生育が進むほど耐低温性が下がることから、以前に比べ4月の凍霜害のリスクが高まっている。凍霜害対策として長野県農政部では防霜ファンの設置や燃焼法を呼びかけているが、使用する上で難点があった。そうした中で現在、注目を集めているのが(株)なかひら農場(下伊那郡松川町・中平義則社長)の開発した防霜資材「芽守~めもり~」だ。