健康志向食品の国内市場調査
- 2022/3/22
- 資料
- 農機新聞 2022年(令和4年)3月22日付け
総合マーケティングビジネスの(株)富士経済はこのほど、健康志向食品(明らか食品、ドリンク類)の国内市場を調査し、その結果をまとめ公表した。〈概要〉【健康志向食品(明らか食品、ドリンク類)】=2020年は、新型コロナの流行による消費者の健康意識の高まりやコロナ太り対策、生活様式の変化などから生活習慣病予防や整腸効果、ストレス緩和・睡眠サポート、免疫対策、ダイエットなどが伸長した。一方で、外出自粛の影響によりオーラルケア、滋養・強壮、肝機能改善、喉の不快感除去、マルチバランスが大幅減となったことから市場は前年比0・4%減となった。2021年は、緊急事態宣言の発出やまん延防止等重点措置による外出自粛の影響は継続しているものの、回復の兆しがみられる。特に、イベントや運動機会の増加によりエナジードリンクやプロテイン飲料が好調なほか、消費者の高い健康意識を背景に、ストレス緩和・睡眠サポート、栄養バランス、生活習慣病予防、免疫対策が続伸することから前年比3・4%増の1兆5431億円が見込まれる。