アグリテクニカ・主要7機種の潮流~トラクタ編④

【段変速機の開発作業も本格化】パワーシフトギアボックスは伝達効率が良く長寿命のため、特に重量物の運搬が多い農場で有効な選択肢となる。そのためトラクタメーカーは近年、「パーシャル」及び「フル」パワーシフトギアボックスを発表している。最新の例としては、マッセイファーガソン社の「ダイナ7」と「ダイナE―Power」パワーシフトギアボックスがある。前者は、従来の「ダイナ6」ギヤボックスをベースにした4段の主変速に7段の副変速を持つギヤボックスである。

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