【連載】アグリテクニカ・主要7機種の潮流~トラクタ編②

 多くのトラクタメーカーが、ブースト機能を搭載したモデルを発売している。2年前にフェント社が「ダイナミック・パフォーマンス」というパワーブースト・コンセプトを導入した。これは、実際のパワーテイクオフ(車輪、PTOシャフト、油圧システム)において、作業負荷がかかっても常に同じ出力が得られるようにすることを目的としたものである。ジョンディア社は、新しい6Rモデルシリーズで「IPM」システムをよりスマートにした、的確な油圧出力を考慮した新システムを搭載させた。この「油圧IPM」システムは、パワーブーストの「入・切」に従って動作するのではなく、油圧ポンプの有効なエネルギー量を測定し、その追加エネルギー量を正確に提供する。例えば、油圧駆動の真空播種機において、通常の作業基準を満たさない場合に有効である。

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