地域の特徴活かし、6次産業化
- 2021/5/31
- 特集
- 農機新聞 2021年(令和3年)6月1日付け
1次産業としての農林漁業、2次産業としての製造業、3次産業としての小売業の事業との総合的かつ一体的な推進を行い、地域資源を活用した取り組みで農産漁村の経済を豊かにしていく「6次産業化」。〝収益を向上させ農業経営を安定させたい〟〝特産品を使って地域の知名度を上げたい〟〝生産物をより多くの人に食べてもらいたい〟〝新しい取り組みで高齢化が進む地域を活性化させたい〟など取り組む目的もさまざまだが、6次産業化で新たな付加価値を生み出していこうという動きは近年、活発化している。それでも、農業者にとって6次産業化を進めていくためには、販路開拓の営業活動や加工など、さまざまな課題もクリアする必要がある。ここでは統計データや導入事例から、6次産業化の動向を見てみることにする。