【寄稿】日本は「アフリカの米つくり」 をどうやって応援するか①(再来会 会員 古賀 康正)

1.アフリカでは、米をこんなに食うようになった
この20~30年間、アフリカ各国の米の消費が急激に増えている。生産もまた増えてはいるが、消費の増加には追いつかないので、米の輸入が急増している。アフリカの人々の主食といえば、ひと昔前まではトウモロコシ、キャッサバ、ヤムイモ、各種粗粒穀物などだと思われていた。アフリカ西部のニジェール川流域では古くから「アフリカ稲」が栽培・消費されてはいたが、これはアフリカ全土からみればごく限られた地域・量であった。ところがいまでは、アフリカにとっては外来の作物である「アジア稲」、すなわち普通のイネがアフリカ各地で大量に栽培・消費され、日常の主食の重要な割合を占めるようになっている。このことを多くの人はまだ知らない。

最近の投稿

web版ログインページ

新農林社の出版物

週刊「農機新聞」

月刊「機械化農業」

「農業機械年鑑」

「農機商工業信用録」

「農機価格ガイド」

「AMA」

ページ上部へ戻る