連作障害を防ぐ、土壌消毒
- 2020/6/29
- 特集
- 農機新聞 2020年(令和2年)6月30日付け
同じ作物や同じ科の野菜を同一ほ場で繰り返し生産し続けることによって生育不良となり、収量が落ちてしまう「連作障害」。連作障害が起きると土壌の成分バランスが崩れるだけでなく、その作物を好む菌や病害虫の密度が高くなるため、微生物に偏りが出て、その科特有の病気になりやすくなってしまう。土壌の病害虫は連作すると発生しやすくなり、対策しないでいると、ほ場全体に広がってしまう恐れもある。土壌病害虫には土壌消毒が有効な回避策となるが、どのような消毒方法があるのか見てみる。