美味しさを保つ、米貯蔵庫
- 2020/6/8
- 特集
- 農機新聞 2020年(令和2年)6月9日付け
今年も早6月、梅雨の季節の到来だ。米は梅雨時から夏場にかけて、高温多湿になると呼吸が活発になり品質の劣化が始まる。水分が低下して硬くなり、香りが損なわれ栄養価が低下、更には虫が発生しやすくなる。食味・品質を維持するためには低温保存が有効である。低温にしておくことで米の呼吸を抑え、また湿度を適切に調整することでおいしさや鮮度を保て、更には虫・カビなどの繁殖も抑えられる。ここでは、米の品質維持には欠かせない低温貯蔵庫について紹介する。