農研機構がエリアンサスの地域燃料を事業化

農研機構はこのほど、資源作物「エリアンサス」を原料とする地域自給燃料の事業化を栃木県さくら市で成功したと発表した。エリアンサスは、再生可能エネルギーの一つとして資源作物から作られるバイオ燃料として期待される。

エリアンサスは、イネ科に属する草本の一種で、熱帯・亜熱帯地域に自生する。多年生のため、越冬できる気象条件であれば長期的な周年栽培が可能。食料生産と競合せず、収量が高く低コストで持続的に栽培でき、低水分で収穫可能、燃料への変換適性が高いという資源作物の要件に合致する特徴を持つ。今回の事業では、農研機構と国際農林水産業研究センター(JJIRCAS)が平成25年に共同育成したエリアンサスの品種「JES1」を用い、(株)タカノがさくら市内の耕作放棄地で栽培とペレット燃料への加工を行い、それをさくら市が市営の温泉施設のボイラで使用するという一貫の仕組みを構築した。

新農林社Youtube

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