クボタ、稲わらからバイオ燃料~秋田県大潟村で実証実験施設が稼働

(株)クボタは、京都大学を代表事業者とする環境省「地域資源循環を通じた脱炭素化に向けた革新的触媒技術の開発・実証事業」で同大学や早稲田大学と連携し、2022年度より稲わらからバイオ燃料と肥料(バイオ液肥)を製造して農業や家庭で利用する地域資源循環システムの構築に向けた研究を進めている。このほど、日本有数のコメの生産地である秋田県南秋田郡大潟村に実証実験施設を建設し、メタン発酵設備が本格稼働を開始した。同施設は前処理設備、メタン発酵設備、保管設備などで構成し、敷地面積が約6千平方m、発酵槽容量は30立方m。同村で回収した稲わらからバイオ燃料やバイオ液肥を製造することの技術面の検証と、それらを地域利用するための仕組みの構築に取り組む。

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