陸内協、国内海外生産、輸出見通し

(一社)日本陸用内燃機関協会はこのほど、令和6年度生産(国内外)・輸出当初見通しを公表した。今年1~3月上旬にかけて、エンジンメーカー16社を対象にアンケート調査し、令和5年度見込みと令和6年度当初見通しを取りまとめたもの。令和5年度の国内生産台数は、ガソリン/ディーゼル/ガス機関共に前年度比減。全体で306万5千台(対前年度比13・5%減)で2年連続減。海外生産台数はガソリン機関の大幅減により、648万1千台(同23・9%減)とこちらも2年連続減で、平成21年度以来14年振りに700万台を割る見込みとなった。これにより、国内外を合わせた生産台数は954万6千台(同20・8%減)、海外生産台数の統計を始めた1999年以来初の1千万台を割り込む見込みとなった。令和6年度の国内生産は、ガソリン/ガス機関が増加するもののディーゼル機関が減少し、301万1千台(同1・8%減)と3年連続減の見通し。

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