農機産業の展望~本機出荷は4188億円に

農機産業の昨年の傾向であるが、国内向けは農業構造の変化により、小~中規模の農業経営者向けの小型機種がいずれの機種でも減速しているのは例年通り。加えて、諸資材の高騰持続、農機の価格改定などの影響により、その傾向が一層強くなった。輸出向けは、現地生産化が進展した影響で、大きく実績減となった。こうした情勢をベースに1~12月の実績(生産・出荷・輸出入)統計と12月の動向を元に本社と農機産業調査研究所が行った見通しによると、昨年は総生産額(本機・作業機)が4794億円(前年比96・4%)、総出荷額は4828億円(同93・3%)と推測される。また、出荷実績と輸出入からみた内需は、2904億円(同111・9%)となった。

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