北海道土を考える会、夏期研修会に150人参集

「第46回北海道土を考える会」は7日、夏期研修会を十勝川温泉笹井ホテルで開催し、会員はもとより本州から国際農機展の開催に合わせて多くの農家が聴講を希望。152人が参加した。冒頭、田村裕良会長の挨拶の後、講演として帯広畜産大学の谷昌幸教授が『持続的な食糧生産を支える土壌の力を引き出す~減肥に向けた取組~』と題し講演。谷教授は「土壌の力を引き出し肥料を効かせること。そして最低限の肥料でより良い作物を作ることが重要だ」と前置き。北海道では当たり前に行われている土壌診断の結果に表記される数字に着目。まず陽イオン交換容量(CEC)。これは土壌のマイナスの電気量を数字化したもので、その土地由来の土壌特性で変わらないもの。20~30で真ん中と考える。陽イオンとして大事なのは4種で石灰、苦土、加里、水素(残り2つはナトリウム、アルミニウム)。その内の水素以外の3種のイオンが結合した割合を塩基飽和度といいこれを適正に上げることが重要だと話した。

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