スマート農業に関する調査
- 2022/1/17
- 資料
- 農機新聞 2022年(令和4年)1月18日付け
(株)矢野経済研究所は、国内におけるスマート農業市場を調査し、市場規模、参入企業の動向、および将来展望を明らかにした。①市場概況=2020年度のスマート農業の国内市場規模を前年度比145・6%の262億1100万円と推計した。2020年度は、新型コロナウイルスの影響を克服し農林漁業者の経営の継続を図ることを目的とした、農林水産省の経営継続補助金が追い風となり、圃場の水管理や畜産業向け生産支援などの栽培支援ソリューション、GPSガイダンスシステムや農機の自動操舵装置、農業用ドローンソリューション等の導入および普及拡大に繋がった。2021年度も生産性向上や人手不足解消のための取り組みは継続されており、同市場は同110・9%の290億7600万円を見込む。