穀粒判定器「RN―700」が農産物検査の仕様確認機種に
- 2020/4/6
- 業界
- 農機新聞 2020年(令和2年)4月7日付け
(株)ケツト科学研究所の「穀粒判定器 RN―700」が、昨年11月の農林水産省農産物検査の告示改正により仕様確認機種と認定された。これにより、農産物検査の一部項目について「RN―700」による鑑定が可能となった。今回の告示改正で鑑定可能となった①死米②着色粒③胴割粒④砕粒の4項目は、いずれも「RN―700」の判定可能項目と合致している。画像認識エンジンを搭載し、トレイ上の米を光源を変えながら撮影した複数枚の画像を処理することで米一粒ごとの品質を解析する判定器で、同社が培ってきた光学識別方式がより洗練されたものとなっている。農業食料工学会2018(平成30年度)開発賞にも選ばれた。