21世紀米づくり会が第2回研修会

21世紀米つくり会(薄井勝則代表)の平成28年度第2回研修会が全国で順次開催されている。関東地区での研修会は、6月11日に茨城県龍ケ崎市の深堀ふるさとコミュニティセンターで開催され、多くの農家が研修会に参加した。第2回研修会では、参加者に稲株を持参してもらい、その生育具合から、今後のイネの生殖生長管理をどうしていくかを判定し、豊稔の米つくりにつなげることを目的としたもの。参加者それぞれの稲株の計測結果に基づき、今後の管理について薄井代表が適切にアドバイスを行った。研修会では、基本である薄井流疎植水中栽培の主旨を説明。疎植の意義として、登熟期での光合成能力を高めること、穂重型のイネをつくり収量を確保していくこと、深水による水中管理でイネに水圧ストレスを与え、太く丈夫な茎を作ることなどを解説した。続いて、イネの計測方法などを説明。草丈、茎数、茎巾などに合わせて、今後の施肥管理をしていくことを薦めた。イネの草姿に合わせて、どの肥料がどれだけ必要かの判断が重要であるとした。また茎を丈夫にする、葉を広く厚くする、根を強くする、チッソの肥効を上げるため、骨格肥料であるケイ酸、リン酸、マグネシウムを適宜に与えていくことが必要であるとした。特にソフト・シリカ㈱のケイ酸資材「シリカ21」は、①良質のケイ酸、ミネラルを補給②リン酸、マグネシウムの効果を向上③余剰肥料を吸着、保持、生育に従い必要な養分を適時に与えることができるなどの効果を持つことから、しっかりと施肥していくことを推奨した。その他、深水での落水方法、溝切機よる作溝・溝水管理、光合成能力向上を狙う方法、疎植イネの収穫期の判定について講義した。講義後は、研修会会場近隣にある会員のほ場を見学。イネを見て、今後の管理についてなどの話をした。なお全国の会員が集う「茎数限定期全国研修会」が7月9日に福島県須賀川市の薄井代表のほ場において開催される。同研修会では薄井代表のほ場において、茎数限定期のイネの草姿を確認してもらい、その管理技術などを学ぶことができる。薄井流疎植水中栽培についてさらに深く知ることができる内容となる。

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