ヤンマーが井関農機と開発の乗用田植機発表

ヤンマー(株)は13日、安心・安全・省力作業・簡単操作を実現した乗用4条植え田植機「YR4Sシリーズ」を発表した。井関農機株式会社との開発・生産分野における協業拡大により共同開発された。7月発売。4条植え田植機の購買層である個人農家は高齢化が進み、誰でも簡単に操作が行え、安心・安全に作業ができる田植機が求められている。また、人手不足により、枕地にできる旋回跡を均平にする枕地整地や、田植えと同時に肥料散布を行うなどの複合作業による省力化ニーズにも対応した。仕様はクランク式(K)とロータリー式(R)に、健やかロータ(Z)やミッドマウント施肥機(F)を組み合わせ、計6仕様がある。特徴は次の通り。
【安心・安全機能】①機体から降りた状態で、発進・停止ができる「CSレバー」を装備。「フロントハンドル」であぜ越えや圃場の出入り、坂道など安心して操作が行える。とっさの時には「運転・停止スイッチ」を押すだけでエンジンが停止できるので、安心して作業ができる。②大型の「アシストバー」と「ワイド補助ステップ」で安心して乗り降り可能。また、フロント・リヤ部のステップをワイド化、前方からの苗や肥料の受け渡しが安心して行える。 ③「バック連動」により、後進時に植付け部が自動で上昇。誤操作での破損を防止する。
【省力作業】①枕地の旋回跡を「すこやかロータ」でならし、均平にする。トンボを使った枕地ならしがなくなり、補助者の負担を軽減。枕地もきれいに植付けができる(Z仕様)。②田植と同時に肥料散布ができる「ミッドマウント施肥機」を搭載し、省力化を実現。肥料ホッパが運転席の後ろにあるため、前後バランスがよく、走行姿勢も安定。温風ブロワにより詰まりも防止する(F仕様)。③育苗・田植えのコストと労力が軽減される「疎植栽培」を装備。レバー操作切替えだけで、簡単に植付け株数を変更することができる。
【簡単操作】①主変速や植付け等の操作レバーをハンドル周りに配置し、簡単に操作ができる。また、主変(HST無段変速)は加減速と同時にアクセル回転も上がるので、作業中の操作は必要ない。②「パワーステアリング」標準装備により、軽い力でハンドル操作ができ、旋回が楽に行える。③「後輪独立スイング」機構により、地面の凹凸による衝撃を吸収し、安定した走行・植付けができる(KZ、KZF、RZ、RZF仕様)。④「センターマーカー」(苗減少警告灯)により、苗の減少をランプで知らせてくれる。運転席から一目でわかるので、欠株を防止する。
【充実の型式・仕様】①コンパクトな機体で軽トラックにも積載可能。中山間地や都市近郊の狭い道路でも安心して運搬できる(K、R仕様)。②「ロータリー式植付部」を採用。高速植付けでも低振動で、苗送りロングベルトと苗搭載枚数 12枚(苗載せ台・予備苗載せ台)により、能率よく作業ができる(R、RZ、RZF仕様)。

新農林社Youtube

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